「大して預金もないのに、今更この年で結婚なんかできない」と躊躇しつつ、

母と共に来社した54歳の会社員の彼は、高齢の母を気遣う優しさが印象的。

 自分の亡き後、息子が一人で暮らすのは寂しく忍びないと、息子の老後を気遣う母。

今日まで、母の引くレールの上を母の言うがままに当たり前に生きて来たと語る彼。

 母が一人息子の世話を焼き過ぎた感が、話の中で見え隠れする。

亡き夫の遺族年金で生活は母が守り、自分の趣味だけにお金と時間を費やしたかれの

 付けは、あまりにデカい。今更それを言っても、どうしようもないのも事実・・。

幸せに向かうには、「お金、時間、気持」の準備が、少なからず必要なのだ。

 「忙しさに流されず時々立ち止まり、自分の人生を見つめ直しながら生きるって大事」

今夏のボーナスから婚活開始で「結婚預金」も始めると言う彼の気付きは素晴らしい!

 望みは自然体で安らげる方との結婚。その時の母の笑顔が、仲人の叶えたい夢。

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