ご両親が共働きで、祖父母に育てられたと話す３８歳の公務員の彼は、誠実真面目。

両親不在の寂しさに加え、事ある毎に優秀な弟との比較が辛かったと打ち明けた。

　ご両親の発する弟との比較の言葉が、子供心に大きな傷になっていたらしい。

どこの家にもあるようなことだが、いつしか気持ちは萎縮し、「どうせ自分なんか」との

開き直りの頑固さが異性への自己表現の苦手と重なり、交際に入っても打ち解けなかった。

　ところが、不調続きだった彼のお見合いは、快活家庭的で何でもテキパキこなす女性と

出逢いう事になって、一挙に結婚へと話は進んだ。まさに「結婚は自然体の相性」だ。

　結婚までの時間に、親との会話に努める様にと伝え、結婚の準備が進んだ。

結婚したら、我が子に同じ思いをさせなければ良い。幸せにあれ♪

「親視されて嫌だった事は子にしない。良かった事は伝える。それが命のバトン、親孝行」

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