次男の結婚を案じて見学に同行した父は、会社員の40代の彼を「良い子なんです」と

褒めつつ世間話の中で長男の話も始まった。本人の結婚だからと話題を変え婚活の説明。

 結婚に向けお見合いアドバイスや会話のコツを伝授している時、彼はポツリと言った。

子供の頃から、成績優秀でスポーツも万能な長男と比較され続け、しんどかった。

 異性との会話が苦手で、自分にあまり自信がないとは言うが、実直誠実な人柄は、

家庭では大いに頼りにされる夫になるだろうと、仲人として実感している。

 お相手のある事だから、良縁はいつ巡るか判らない。「まだか?」の父の言葉に

揺れながらも、5回目のお見合いは順調に交際二ヶ月半となり、楽しい交際が続く。

 交際中の親への報告は、不安な本人にとって益々不安をあおる事にもなるから

親の「今日はどうだった?」の交際中の問いは、爽やかに聞き流すのも大切。

 今、滑走路から飛び立つ飛行機の様に、彼の親からの自立が始まっている。

次のデートでプロポーズをする彼は、不安な中でしっかり将来を見つめている。

 成婚に膨らむ二人の夢、それを見守る親の想いがある。「幸せにあれ、健やかにあれ」

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