♪ 「なくしてしまってからその大切さに気付いて、悔やんだり悲しんだりしても

遅すぎるよ。あまりに身近過ぎて気付かない・」この歌詞が大好きで走行中に聞く。

 Uさんの父は自宅で倒れ、サヨナラも言わずに帰らぬ人になり、その突然の出来事に

誰もがまだ夢を見ている様な気持の中で、切なくも時間だけが過ぎていった。

 何となく過ごして来た日々が幸せだったと改めて感じ「結婚はしないのか・」との

父の言葉を思い出し、父の死をきっかけに来社した彼。人生の何たるかを気付かせた父。

 親は我が子に、生き方と老い方と死に方を伝授する。何もない普通の日々は、決して

当たり前ではないと諭した父。結婚を考え始めたら、親子の縁を改めて感じてほしい。

 親子の縁は何より最大の縁、成長過程で色々あったとしても結婚を機に、ご両親に

感謝の念を思いやれたら素晴らしい。結婚を望んで来社の方々にそれを伝えた45年。

 婚活開始と同時に親子関係を心地良い状態にしてほしい。僧侶でなく人として思う。

結婚も大事だが、親子の穏和で温かもりの関係はすこぶる大事。その言葉やしぐさの

 想い出が心に刻まれ、これからの人生に元気を沸かせる道しるべにもなる・はず。

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