結婚式の司会を頼まれ打ち合わせを始めて間もなく、そのご縁は白紙になった・。
「やがり一人娘だから嫁には出せない」大恋愛の末に将来を誓った二人への父の言葉。
結局、娘に結婚を諦めさせた父は、その25年前の出来事を昨日の様に悲しげに語った。
お相手は家も近く申し分ない好青年ではあったが、長男の跡継ぎであり娘も代々続く
家の一人娘で、双方家を絶やす訳にはいかなかった。幸せな結婚をずっと夢見ていた娘は
人生の中から結婚を消し去り、その後のお見合い話にも一切耳を傾ける事はなかった。
情熱に任せて家を飛び出し結婚をする勇気も二人にはなかったし、先祖を守る為に反対を
する事しかなかった父の無念の想い。その後、彼が結婚した事を風の便りが伝えた。
娘はあれからずっと実家に暮らし、今、年老いた両親の介護と家事をこなしておる。
あの時、反対しなければ家はともかく、娘は幸せになっていたと父の悔いは深い。
長男が養子に出たり、一人娘も嫁ぐ昨今だけど、家の継承も確かに大事な事だ。
それでも、一番大切なのは「それぞれが自分色に輝き、幸せになる事」♪
《結婚相談所埼玉 婚活恋愛電話相談 寂静直通09090117497お気軽に♪》
結婚相談所 齋藤企画
<ホームページ>https://www.saikika.com/
<インスタグラム>http://www.instagram.com/jakujo_saito