近所の方に紹介されて母は長男の結婚の相談に突然来社した。本人の結婚の意志は?
その問い掛けに「私が悪いんです」と何度も繰り返す。大分思い悩んでいる様子。
大学も就職も自分がレールを引いたのだと話し始めた。目指す大学は3浪後に諦めるも
少しランクの低い大学を卒業、そして母の希望の企業に就職するも本人の意向に合わず
退職したと言う。その頃から「どうせ僕なんか」が口癖になり、一年間引きこもり。
最近、再就職し真面目に勤務しているが、同じ屋根の下で息子の顔色を見ながらの生活に
疲れたと涙ぐみ、すべて自分が悪かったとは言う母。結婚すれば済む訳ではない。
「今」何かに気が付き動かねば、此の儘時間は過ぎる。子は社会から預かり育て社会に
返すもの。親の私物ではない。自力で考え決めた事は、失敗しても自分で背負えるはず。
彼には、婚活より頑張ってほしい物がある。かくして、自分の気持ちを整理しながら
婚活&カウンセリングで彼は自分の道を歩き始めた。結婚相談は人生相談でもある。
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結婚相談所埼玉 齋藤企画
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