条件も良くルックスも申し分のない彼、婚活開始と同時にお見合いのお申し込みも多く

間もなくお見合いが始まった。好感度も宜しい様でお見合いは順調に交際へと進んだ。

 しかし、交際を始めて3~4回目のデートの頃に、何故かお断りを受ける事が続いた。

お相手女性に伺うと「良い人なんですが、すべて合わせてくれるので疲れるんです」と。

 多少のニュアンスの違いはあっても他の女性からも同様な理由を聞くことが出来た。

彼は学生の頃に結婚を考える程の大恋愛をしたが、結局卒業と同時に振られた事あった。

 その話は初回来社時に聞いたが「あれから女性不振になりました」と打ち明けた。

40代になり友人が子育てをする中で改めて結婚を考え始めた彼。今度は振られない様にと

 相手に合わせてしまった事が、不自然で重い空間を創ってしまったのだろう。

「貴方の結婚、貴男が貴方らしく輝かないで誰が貴方なの?」暫くカウンセリングが続き

新たにお見合いを開始して間もなく、一つ年上の快活な女性と結婚を決めた。

 あれから15年。先日、長女の中学校入学の写真が近況報告と共に送られて来た。

婚活は皆しんどい。お見合いなくて疲れあっても振られて疲れ、交際の白紙で又悩み・。

それでも、踏ん張る価値は大いにある。「見つかるまで探す」これが婚活の定義。

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結婚相談所埼玉 齋藤企画

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