かつてお見合いを組む前に、結婚後のご両親との同居を確認したが昨今それはない。

ご両親も若く仕事を持ち、老後の設計をしっかり考えている方が多くなっているからか。

　嫁姑の気遣いをしながらの同居より、丁度良い距離での交流がお互いに快適だと

考える時代が来たのには間違いない。嫁姑に限らず丁度良い距離は誰に対しても言える

　理想的な交際術である。親戚、友人、ご近所、距離があればそうトラブルもないはず。

先日、長女の方とのお見合い前「将来ご両親は妹さんが見るんですね？」と聞かれた。

　先の見えにくい将来の厄介そうな事は、出来たら避けたいと思っている気持ちが伝わり

仲人として何だかスッキリしないやるせない思いを感じたが、それもあり・か。

　将来の事で確約できることなど何もない、と思う。

寄り添い支え合い思いやりをもって暮らす生活の先に、必要な時が来たら親を支えたい。　

　人生遅かれ早かれ、誰にでも必要とされたり頼りたい時は巡る。

安らげ好きな人との生活は、幸せが膨らむからその分優しくなれる。

　結婚と同時に同居する方も勿論おられ、交差中に何度も遊びに行って相性が合ったし

同居を決めた。実の親子の様にあっけらかんと何でも言う関係は心地良かった。

　３世代の暮らしはお子達に心豊かな空間を創り、子育てには良い環境と言う。

都合の良い条件は幸せの条件ではないから、安らげ丁度良い距離を尊重したい。

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