幼い頃に母を病で亡くし優しかった父もがんを患い闘病4か月にして他界してしまった。  

 年老いた父との生活を守っていたが、36歳になった彼女は改めて将来を考え始めた。

仕事も専門職として充実しているが、将来を考えると寂しさが募り改めて結婚も視野に

 考え始めた。そして、結婚の気持も膨らみ婚活が具体的に緩やかに動き出した。

それにしても広大なご先祖様から受け継いだ土地は、彼女一人ではどうしようもなく

 田や畑は人に貸したりは借りて貰ったりしたが、それでも機械を使わなければ草取り

だけでも追いつかず、見よう見まねで機械を操り休日は作業で真っ黒に日焼けした。

父を送ってから3年が経ち残されたご先祖の広大な土地の管理が大変だと親戚に話した。

 植木の剪定も職人が高齢で多く思う様に進まず、頼んでも来てくれる人もいない。

結婚話が具体的に進み、何度も親戚の方々と話し合いを重ねて彼女は生まれ育ち慣れ

 親しんだ土地を手放す事に決めた。最近は、田舎の実家を処分して生活し易い都合の

良い場所に新居を構える方が増えてきている。ご先祖の土地を守り続けるのも大事だが、

 生活をして今を生きる人の生きやすいさ暮らし易さも大事だと思う。

 どちらも正解で、亡き人も仏、今を生きる人も仏。生きて生き易い事が何より大事。

彼女が決めた結論が、一番生きやすい形なのだとしみじみ思った。幸せにあれ♪

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結婚相談所埼玉 齋藤企画

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