こんにちは!ウインの勝山です。
ヤフーニュースより引用致しました。
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若い世代でも患者が急増「帯状疱疹」 気づきにくく治療が遅れ重症化するケースも “免疫機能”を高めることが予防のポイント
発疹や水ぶくれが帯状に現れる「帯状疱疹」 提供:奈良県立医科大学
強い痛みや発疹などの症状が出る「帯状疱疹」。いま、若い世代でも患者が急増しているんですが、初期には気づきにくく、放置すると後遺症が残ることも。その実態を取材しました。 【動画で見る】「かゆみが痛みに…」若い世代でも患者急増の「帯状疱疹」気づきにくく治療が遅れ重症化するケースも “免疫機能”を高めることが予防のポイント
「最初かゆかったのが、だんだん痛みに」
会社員の堀真由美さん(40)。2022年1月に帯状疱疹を発症しました。 【堀真由美さん】 「最初かゆかったんですけど、だんだん痛みに変わってきて、ビリビリした感じの痛みで、服が擦れたりすると痛いって感じでした」
水ぼうそうと同じウイルスが引き起こす
強い痛みとともに赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れる「帯状疱疹」。症状を引き起こすのは、水ぼうそうと同じウイルスです。子供のころなどにかかった水ぼうそうのウイルスが体内に残っていて、免疫力の低下などをきっかけに再び活性化し、発症します。
「うつることも知らなかったです」
堀さんの症状は塗り薬と飲み薬で治まりましたが、今度は7歳(当時)の娘が水ぼうそうに。 【堀真由美さん】 「一緒に生活していて、いろいろタオルとかも共有してるので、それでうつった可能性が高いねと言われました。(水ぼうそうになったことのない子に)うつることも知らなかったです」
■20代から40代の若い世代でも発症する人が急増
水ぼうそうワクチンが子供へ定期接種になり、抵抗力が弱まったか
帯状疱疹はこれまで主に高齢者がかかる病気として知られていましたが、近年、20代から40代の若い世代でも発症する人が急増しています。原因の一つとして、水ぼうそうのワクチンが子供たちへの定期接種になったことで、水ぼうそうの流行が激減。大人たちが水ぼうそうのウイルスに触れる機会が減り、抵抗力が弱くなっているのではないかと専門家は分析しています。
「免疫増強効果が得られなくなったのでは」
【奈良県立医科大学 浅田秀夫教授】 「たぶんこれまでお子さんと接触して、いつのまにかウイルスに暴露されてた世代の方々が、ワクチンが普及したために、水ぼうそうの子供に接触する機会が減って、免疫増強効果が得られなくなって、帯状疱疹になりやすくなってるのではないかと考えています」
■関西テレビ・32歳記者が“帯状疱疹”のキツイ実体験を報告
初め整形外科を受診したが原因不明。3日ほど経って発疹に気づく
若い世代に増えている帯状疱疹。中には気づきにくく、放置すると重症化するケースも。関西テレビの32歳の記者は、1月に、脚にこれまで経験したことのないような激痛が突然走ったといいます。 【関西テレビ 松浦武司記者】 「朝起きてトイレ行くときに立てなくて。痛すぎて。これまずいとなって」 会社を休んで整形外科を受診しましたが、原因は不明。鎮痛剤を処方されました。しかし、その後も痛みはいっこうに治まらず、3日ほど経ったときに脚に発疹が出ていることに気がつきました。
「帯状疱疹は知っているけど、30代でなるとは思ってなかった」
【松浦記者】 「ポツポツ、小さいイクラみたいなのが50個ぐらいダーッとできてて、これって『帯状疱疹』かなと思って、次の日に皮膚科を受診したら『帯状疱疹です』と。帯状疱疹という言葉は知っているけど、30代でなるとは思ってなかった」 帯状疱疹だと気づくのが遅れ、症状が重くなったことによって入院することになりました。
「帯状疱疹は、免疫状態が大事」
帯状疱疹が増えている原因について、浅田教授はこう指摘します。 【奈良県立医科大学 浅田秀夫教授】 「帯状疱疹というのは、免疫状態がすごく大事です。コロナ禍もあってストレスがかかったり、生活リズムが崩れたりとか、精神的なあるいは仕事がうまくいかない。いろんなストレスが帯状疱疹に影響する可能性もあるでしょうし、外に出る機会も減ってますので、いろんな要因があるのではないか」 今も脚に生々しい痕が残る松浦記者。階段の上り下りなどをすると、まだ痛みを感じます。 【松浦記者】 「帯状疱疹になるかもしれないというのが(頭の)片隅にでもあったら、もう少し早く治療できたし、もうちょっと痛みを残さず治療が開始できたんだろうなと思うと、ちょっと悔しいというか、後悔はあります」
■早期発見と予防のポイントは?
早期治療が大切。でも初期では分かりにくい
取材に応えた松浦記者は「帯状疱疹と分かっていればもっと早く治療できたのに」と話しました。また浅田先生も「早期治療が大切」だと言います。 水ぼうそうのウイルスが体の中に潜伏していて、免疫が弱ったときに、活動を再開するのが帯状疱疹だとのこと。そして症状が出てきた瞬間にすぐに抑え込まないといけないということで、早期治療が一番大切だと浅田先生は話しています。 取材にあたった加藤さゆり記者が、早期発見のポイントと予防方法についてまとめます。
痛みを伴う皮膚症状、いつものコリと違った違和感 帯状疱疹を疑って
どう気づけばよいのか、初期症状は分かりにくいですが、ポイントをまとめますと、 ・小さな虫刺されのようなものができる ・筋肉痛、コリ ・皮膚がヒリヒリ、ピリピリ、チクチク 痛みを伴う皮膚症状が出たとき、いつものコリと違った違和感があれば帯状疱疹かもしれないと疑ってみてください。受診は早く皮膚科に行ってください。
規則正しい生活で免疫力を高めることが予防に
予防方法について、奈良県立医科大学の浅田先生によると、 ・50歳以上の方はワクチン接種することができます。ワクチンはお子さんが水ぼうそうのために打たれるものと同じだそうです。50歳以下でも打てないことはないので、気になる方は医師に相談してみてください。 ・どんな方でも、食事、睡眠、運動でストレスをためないことが大事。規則正しい生活で免疫力を高めて。 帯状疱疹は免疫機能が低下することで引き起こされると言われていますので、規則正しい生活で免疫力を高めるようにしてください。 (関西テレビ「報道ランナー」2023年2月14日放送)
なんの病気に対しても、免疫力が大切ですね!!! 健康が一番ですね。
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