この春、結婚を決めた二人が入籍の報告に来社された。彼女の故郷にご挨拶に行って

そして昨日、待ちに待った入籍を済ませたのだと笑顔の報告である。彼女の故郷は長崎。

 飛行機、電車、バスを乗り継いでの旅だったが、何より彼女の生まれ故郷を訪れて

ご家族や親族への挨拶を緊張の中で申し納めた彼は、心新たに幸せを嚙みしめたと言う。

 早春にプロポーズされ快諾した時、長崎の母に「優しくて温かくて大好きな人・」と、

真っ先に伝えると、娘の結婚をずっと気にしていた母は、大いに喜び泣いていたと言う。

 二人の勤務地の中間に新居を借りて一週間、まだ一緒に住んで三日の新婚ほやほや。

帰宅時間もほぼ同じなので、一緒に夕飯を造るとか。昨日は彼女の誕生日でもあり

 彼が焼き肉を焼いて片付けも全部してくれたと嬉しそうに報告をする彼女の隣には

優しく彼女を見て微笑む彼がいる。ふと彼は言った。「去年の今頃は辛かったです・」。

 お見合いの不調が続き、順調なはずの交際も白紙となり心が折れそうだった。

「誰でも良い訳じゃないから人それぞれ必要な時間が掛かる」寂静の言葉も通り過ぎた。

 巡った幸せに感謝。婚活は「止まらない、焦らない、考え過ぎない」前進あるのみ。

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結婚相談所埼玉 齋藤企画

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